横浜市健康福祉局 動物保護管理係からのお知らせ
狂犬病とは?
狂犬病ウイルスを原因とする人畜共通感染症です。
ウィルスに感染している犬、ネコ、キツネ、コウモリなどの動物に
咬まれることで人に感染します。
1~3ヶ月程度の潜伏期の後、風邪のような症状から始まり、
けいれん、麻痺、昏睡などの神経症状を呈します。狂犬病は一度発症すると治療法は無く、ほぼ、100%死亡する恐ろしい
病気です。日本では昭和32年以降、狂犬病は発生していませんが、
海外の国々では今も多くの人々が狂犬病で命を落としています。
もちろん犬も死に到ります。海外との交流が盛んな現在、狂犬病はいつ日本に侵入してきても不思議ではありません。
万が一、狂犬病が侵入してきたときに、蔓延を防ぐには、狂犬病予防注射の実施が重要です。
必ず予防注射の接種を行いましょう。人々を恐ろしい狂犬病から守るため、そしてあなたの大切な愛犬を守るためにも!
犬の登録と狂犬病予防注射について
登録(生涯1回)と狂犬病予防注射(毎年)は飼い主の義務です
(狂犬病予防法第4条第1項,第5条第1項)犬が生後91日以上になったら
各区福祉保健センター生活衛生課の連絡先
- 動物病院にて狂犬病予防注射を受け、狂犬病予防注射済証(証明書)を発行してもらいます。
- 住所地の福祉保健センターに予防注射済証を提示し、犬の登録を行います。
(毎年4月に市内で行われる集合注射会場では、予防注射の実施と登録手続きを一括で行うことができます。)登録済みの犬の飼い主には3月に狂犬病予防注射のお知らせが葉書で届きますので、葉書を持参して、集合注射会場(4月に実施)または動物病院にて予防注射を受け手続きをしてください。
住所が変わった時や飼い主が変わった時、犬が死亡した時は手続きが必要になりますので、住所地の福祉保健センターに届けでてください。
引越し等で住所が変わる場合場合は、引っ越した先の管轄の福祉保健センターで手続きをしてください。
鶴見 510-1842~3 保土ヶ谷 334-6361~2 青葉 978-2463~4 神奈川 411-7141~2 旭 954-6166~7 都筑 948-2356~7 西 320-8442~3 磯子 750-2451 戸塚 866-8474~5 中 224-8337~8 金沢 788-7871~2 栄 894-6967 南 743-8261~2 港北 540-2370~1 泉 800-2451 港南 847-8444 緑 930-2365~6 瀬谷 367-5751
犬が迷子にならないために...
- 鑑札・注射済票をつけることが法律で定められています。
外れないように首輪につけましょう。
番号から飼い主がわかるので、迷子札の代わりにもなります。- つないでいるリードが古くなっていないか時々確認してください。
- 雷や花火の音に驚いて逃げてしまうことがありますので、特に注意してください。
- 公園や散歩中もリードを放さないでください。
- 犬がいなくなってしまったら、できるだけ早く福祉保健センターや警察に問い合わせてください。
ルールとマナーについて
- 糞の後始末を忘れずに!
トイレは家で済ませるのがエチケットです。
やむを得ず外でさせる場合は、飼い主が必ず後始末をし、糞を持ち帰りましょう。- 放し飼いはやめましょう!
放し飼いは大変危険です。必ずつないで飼いましょう。
散歩中や公園の中でもリードを放さないでください。- 犬が人を咬まないように気をつけましょう!
犬を押さえられる人が散歩させましょう。
万が一、人を咬んでしまった時は、すぐに福祉保健センターに届け出て、指示に従ってください。- しつけをしよう!
飼い主と犬が共に日常生活や社会の中で快適に暮らすためにはしつけが大切です。
習性を理解し、正しい飼い方をすれば、犬は飼い主に忠実で実にかわいい動物です。 また、上手に共に暮らすことにより、私たちの生活に安らぎなどのプラスの効果を与えてくれます。核家族化や高齢化が進む今日では、人生のパートナーとして犬を飼う方も増えていることと思われます。 その反面、無責任な飼い主による動物の遺棄や迷惑行為、一部心ない人による動物の虐待も後をたたないのが現状です。 飼い主の方は、犬に愛情を持って接し、子犬から老犬にいたる終生にわたって飼い続けてください。飼い犬の習性や性格を理解して、心身ともに健康に保つことも大切です。また、近隣の人々に迷惑をかけない心くばりをお願いします。 |
※「横浜市健康福祉局 動物保護管理係」より動物取扱業(責任者)に配布された啓発活動用チラシから転載致しました。